ヴィンランドサガ勢力図!ヨーム戦士団の争いの行方は?

ヴィンランドサガ勢力図!ヨーム戦士団の争いの行方は?


アニメヴィンランド・サガでは、11世紀のイギリスを舞台にいくつもの傭兵団が争いを繰り広げています。
そこで、敵味方の状況が一目でわかるように勢力図をつくってみました!

アニメ(原作1~8巻まで)の勢力図

↓こちらがアニメでの勢力図になります。

もともとは、北ヨーロッパの強国デンマークのスヴェン王が、イギリスを侵略しにやってきたことが発端になります。

かつてトルフィンの父トールズが所属していたヨーム戦士団も、デンマーク軍に雇われて一緒にやってきました。

北海最強のヴァイキングを率いるデーン軍を相手に、敗戦を繰り返すイングランド軍。
アシェラッド率いるアシェラッド兵団は、勝ち馬に乗ろうとデーン軍側として戦争に参加します(もちろん他にも多くの傭兵団が戦いに参加しています)

一方、世界最強の戦士トルケルは、ヨーム戦士団大隊長としてデーン軍側で戦っていましたが
あまりに一方的な戦に飽き飽きして、こともあろうかデンマーク側に寝返り、さらにはクヌート王子を捕虜として連れ去ります。

トルケル軍とデーン軍の諍いに出くわしたアシェラッド兵団は、アシェラッドの機転によりクヌート王子をかすめ取ることに成功。そのままデーン軍の本拠地まで送り届けて手柄を立てようともくろみます。

戦いを楽しむため、部下を引き連れ襲い来る戦闘狂のトルケル
クヌート王子を連れて逃げるアシェラッド兵団の戦いの火ぶたが切られた…!

原作22巻までの勢力図

漫画ヴィンランド・サガ22巻が発売されましたね!この巻で、やっとこさ戦のゴタゴタが片付きました。
懐かしの黒幕フローキやのっぽのトルケルが大暴れし、見事に戦いに巻き込まれてしまったトルフィンでしたが、「そもそも何が原因で誰と誰が戦ってるんだっけ?」と忘れてしまった人のために、勢力図をまみえて簡単に説明していきます!

北海横断編の18巻から22巻まで続いたこの戦い、実は単なるヨーム戦士団の跡目争いに過ぎなかったんです。

そもそもヨーム戦士団って?

ヨーム戦士団は、北海最強といわれるヴァイキング集団。つまりは世界一強い海賊団ということですね。
彼らは主にノルウェーやデンマークなどの海を荒らしまわり、勢力をどんどん広げていき、その脅威はかなり離れた地域にまで知れ渡っていたようです。

かつてヨーム戦士団には、首領シグヴァルディの下に四人の大隊長がいて、その一人だったのがトルフィンの父トールズです。
そしてのっぽのトルケルも大隊長の一人でした。

「ヨームの戦鬼(トロル)」と呼ばれ恐れられていたトールズは首領シグヴァルディの娘ヘルガを妻にもらい、長女が生まれます。それがきっかけで戦がいやになり妻と娘を連れて遠くの海に逃げ出します。
そしてたどり着いたのが息も凍える不毛の地アイスランド。ここでトールズと妻は2人目の子供トルフィンを授かります。

そして月日は流れ、平穏に暮らしていたトールズのもとに、居場所をかぎつけたヨーム戦士団から迎えがやってきて…ヴィンランド・サガの物語はここから始まります。
ヨーム戦士団は、この作品にとって深いかかわりがあるんですね。

ちなみにこのヨーム戦士団は作者の創作ではなく、北欧の言い伝えに出てくる実在?のヴァイキングです。
詳しくはwikipediaを参照してください。→ヨムスヴァイキング

ヨムスヴァイキング(ヨムスヴィキング[1] 、ヨームのヴァイキング[2]とも。Jomsvikings)は、10世紀から11世紀にかけて活躍したおそらくは伝説上のヴァイキングの傭兵団または盗賊団である。

ヨーム戦士団跡目争いの勃発!

さてトルフィンの戦に話を戻しますが、
このヨーム戦士団の跡目争いのきっかけとなったのが、あの悪役で黒幕のフローキです。

フローキ自身はヨーム戦士団の中でも小隊長にすぎませんが、首領に自分の娘を差し出したり、邪魔な者を次々に暗殺するなど策謀の限りを尽くして自分の立場を強めていきます。
アシェラッド兵団に依頼してトルフィンの父トールズを暗殺したのも、トールズがヨーム戦士団に復帰して力を持つのを恐れたためです。

やがてフローキはクヌート王の重臣となり、まるでヨーム戦士団の代表のような立場になります。

そして後年、三代目のヨーム戦士団首領が亡くなると、自分の孫であるバルドルを次期首領にするよう推し進めます。
しかしフローキの悪辣ぶりを長年にわたり見てきた大隊長ヴァグンがこれに猛反対し、自分の部下を引き連れてフローキに戦を挑みます。

ヴァグンが次期首領として神輿に上げようとしたのが、かつての首領シグヴァルディの孫であり、元大隊長トールズの息子でもあるトルフィンでした。これが跡目争いの始まりです。

ヴァグンはトルフィンを見つけ出し、自分たちの拠点に招いてすべての真実を話します。トールズを殺したのがフローキの策略であったこと、そして首領の血を引くトルフィンにこそ、これからのヨーム戦士団を率いていってほしいと。
しかし一切の殺しを禁じヴィンランドを目指すトルフィンにとっては迷惑以外の何物でもありません。

ヨーム戦士団の内部抗争にトルケルが飛び入り参加!

フローキはヨムスボルグのヨーム戦士団本拠地にて盤石の守りを固め、クヌート王に応援を要請します。
それに対しクヌート王は、元ヨーム戦士団大隊長で今はクヌート直属の部下となっているトルケルを向かわせます。

というのも、この時クヌートは、なにも生み出さず奪うばかりのヴァイキング戦士たちに辟易しており、あわよくばトルケルやヨーム戦士団たちを争わせて数を減らしていきたいという算段があったのです。

トルケルはそんなクヌートの思惑には気が付いていますが、戦争が大好きな彼は一も二もなくこれを承諾。
さっそくフローキのもとへ赴き、船に乗り部下を率いてヴァグン大隊を責め立てます。

そこに、トルケルとは別にフローキが個人的に雇った凄腕の傭兵ガルムが現れます。

勢力図

ヴァグンの死に怒り心頭のトルケルがまさかの寝返り!

戦闘狂のガルムは一人でヴァグン大隊の拠点に潜入し、あっさりヴァグンの首をとって逃走します。大将首を取られたヴァグン大隊は戦意を喪失。これで戦は終わりかと思われましたが…

楽しみにしていた戦が突然あっけなく終わってしまい怒り心頭のトルケルは、なんとヴァグン側に寝返ります。自分の部下たちとヴァグン大隊の残党を率きつれて今度はフローキに戦を仕掛けました。

そして結末は…?

トルケル軍の戦闘力と、シグルドたちの意外な活躍によってフローキ軍はなすすべなく蹂躙されました。

結果はヴァグン側(ヴァグンは死亡しましたが)の勝利。そしてトルフィンがヨーム戦士団団長となってしまいます。

就任のあいさつでトルフィンが放った命令とは…

ヨーム戦士団は解散せよ

それぞれ金を持って故郷へ帰れ。
羊を育てて畑を耕して暮らせ。以上!

何十年の長きにわたって北海を支配し続けたヨーム騎士団はこれで消えることとなりました。
これじゃあ何のために内部争いをしてたのかわかりませんね。団員たちはさぞかし虚しい思いだったでしょう。
でもこれで、しばしの平和が訪れるなら良かったのかもしれません。

やっと戦から解放されたトルフィン一行ですが、これからどうなるのでしょうか。
グズリーズの気持ちにトルフィンはどう答えるのか?
グズリーズは約束通りトルフィンと別れアイスランドに帰ってしまうのか、シグルドの決断は…?
次巻も楽しみですね。それではまた!


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