【僕ヤバ】山田が市川に惚れたきっかけは?二人の恋模様を時系列で解説!

【僕ヤバ】山田が市川に惚れたきっかけは?二人の恋模様を時系列で解説!


先日、僕の心のヤバイやつの作者・桜井のりお先生がツイッターでこんなイラストを上げてました

この図を見ると、
・山田がいつから市川を好きになったのか?
・お互いに好きになった理由は?
・山田と市川がどうやって心の距離を縮めていったのか?

などがよくわかりますね。

そこで今回はこれをもとに、山田と市川が恋人同士になるまでの出来事を、二人の心の動きを含めてわかりやすく時系列でまとめてみました!




山田と市川の初絡み

山田と市川は中学2年生で同じクラスになりますが、しばらくは話すきっかけすらなく過ごしていました。
2人が初めて絡んだのは6月のある日の放課後、図書室でのことです。


(出典:僕の心のヤバイやつ)

飲食禁止の図書室でおにぎりやポテチをがっつきながら、汚い字で研究発表の資料をつくる山田。
その様子を目撃した市川は、それまでのツンとした美人といったイメージから、食いしん坊で不器用で大雑把という山田の『内面』を知っていくことになります。

なお市川はストーリー開始時から山田に対して強い関心をもっていますが
山田のほうはまだ、クラスの男子には一切興味なし、といった感じですね。

市川が男を見せた『ナンパ先輩撃退事件』

山田と市川を意識するきっかけになったのが、このナンパ撃退事件です。
場所は朝の通学路、校内でも知られたナンパ男・南条先輩にしつこく言い寄られる山田。

先輩の押しの強さに、山田はついに屈しそうになります。それを見た市川は思わず自転車を道路に投げ出しました

この行動によってナンパはうやむやになって、山田は危機一髪、連絡先を渡さずに済みました。
もちろん山田は市川に救われたことに気づいていないでしょう。

そのかわり、山田は奇抜な行動をとる市川のことを「面白い人」と形容します
実は山田自身、周りから面白い人と思われたがっているので、これは山田にとって他人への最高の誉め言葉なのでしょう。

山田の中で、「クラスの男子の一人」ではなく「市川京太郎」という存在として初めて認識された出来事でした。

山田が市川に心を開いた『お墓のイラスト事件』

それからしばらく経って9月の中頃、市川のクラスでは文化祭の出し物の準備が進められていました。
市川はお化け屋敷の背景を描く係にまわされ、クラスの癒し系女子・原さんと一緒にお墓の絵を描いていましたが、その絵を巡ってクラス内がざわつき始めます。
なんと原さんの描いたお墓の絵が『山田家の墓』となっていて、それを見た山田が自分のことだと思って傷ついた様子。

根が優しい市川はとっさに原さんをかばい、自分がやったと言ってクラス中の顰蹙を買いますが、原さんの自供によりすぐに疑いは晴れました。


これまで陰から何度も山田のフォローをしてきた市川ですが、その他人のためなら自己犠牲を厭わない優しい人柄がここにきて初めて山田に伝わったといえるでしょう。

山田が市川に、人として好感をもった出来事でした。

市川が自分の恋に気づいた『バスケットボール直撃事件』

2人が少しずつ仲良くなって、しゃべる機会も多くなってきた10月、事件は起こります。
市川たちのクラスは体育館で球技をやっていたのですが、よそに気を取られていた山田の顔にバスケとボールが直撃し、鼻から大量出血してしまいました。

自分のうっかりで顔にけがをし、モデルの仕事をキャンセルしてしまった山田は自分を責めて子供のように泣きじゃくります
そしてその様子をこっそり見ていた市川も思わず貰い涙を流してしまいます

市川の中ではあくまで『殺したい相手』だったはずの山田。山田が悲しんでいるだけで、どうして自分まで泣けてしまうのか?
ああ、僕は山田が好きなんだ」と市川ははじめて自分の恋心を自覚します

山田が市川を好きになった『図書室のティッシュ』

バスケットボールでケガをした翌日、山田はすっかり落ち込んでいました。
勉強も運動も苦手で今までたくさんの習い事を挫折してきた山田ですが、唯一周りから認められて真剣に取り組んでいたのがモデルの仕事でした。それをうっかりけがをして撮影キャンセルにした上に、「どうせ子供だから」と許されてしまってはどれだけ情けなく悔しかったことでしょう。

廊下で人知れず涙をこぼす彼女を見た市川は心を痛め、せめて何かできる事は…と図書室にティッシュを用意します。


市川はバレないようにティッシュを置いたつもりですが、今まで市川の優しい部分をたくさん見てきた山田は、すぐにこの心遣いに気が付きます。
おそらくこの時が、決定的に山田が市川を異性として好きになった瞬間ではないでしょうか。本人はまだ自覚していませんが…

この出来事以降、山田は自転車の後ろに乗ってきたり、同じ部活に入ろうとしたりと市川にぐいぐい絡んでいくようになります。

山田が恋を自覚したきっかけ『紅茶花伝』

11月に入り、クラスでは職業見学のイベントが。山田と市川は同じ班になり出版社に行くことになりました。

しかし帰り道で二人は班のメンバーとはぐれ、駅のホームに取り残されてしまいます。

ドジで何かと失敗の多い山田ですが、好きな男子(市川)にまで迷惑をかけてしまったことで相当へこんで泣き出してしまいます。
市川はなんとか慰めようと、紅茶花伝を買って山田に手渡します。

なぜ紅茶花伝を選んだかというと、おそらく山田が行きがけにミルクティーを買いたがっていたからですが、そんなことを覚えてる市川もすごいし、山田からしても嬉しかったでしょうね。

突然の気遣いに真っ赤になって照れています。
この時が、山田が市川への恋心を自覚した瞬間でしょう。


ちなみにこの時のペットボトルが山田の部屋に大事に飾られてたり、インスタで紅茶花伝と一緒に自撮りして匂わせたりと、山田にとって相当大事な思い出のようです

恋が盛り上がっていく二人

その後もクリスマスデートやバレンタインなどを経てどんどんと距離を縮めていく二人。

ですが、なかなかそれ以上には進展しません。
なぜなら市川が(山田が僕なんかのことを好きになるはずがない)と固く思い込んでいるからです。
市川は深層心理で、もしかしたら山田と付き合うことができるんじゃ…?と薄々気が付いてますが、でも期待して裏切られるのが怖いとも思っています。傷つくのが嫌なんです。

2人が恋人同士になるには、市川が勇気を出して、山田の真剣な気持ちに向き合うことができるかがカギになりそうですね。

修学旅行で告白…?

そして学年が一つ上がり、中学3年生の6月。
二人が図書室で初めて会話してからちょうど1年が経とうとしている頃、ついに市川は重大な決心をします。

それは修学旅行中に山田に告白すること。

果たして市川は無事告白することができるのか?二人の関係は進展するのか?
続きはぜひマンガクロスからご覧ください!


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