ダーウィンが来た!母の日特集 がんばれ動物のお母さん!

ダーウィンが来た!母の日特集 がんばれ動物のお母さん!


今週のダーウィンが来た!は5月14日、l母の日にちなんで子育てをする母親特集。ヒョウとゴマモンガラ、アカハナグマの親子に密着です!

母性愛に弱い私としては、今までで一番楽しみな回です(*^_^*)

さらに白タキシードを着た俳優の町田啓太さんが全国のお母さんにメッセージ!

ご褒美ありがとうございます(T_T)

母性溢れる「ビッグママ」の奮闘!

まず一匹目のお母さんはアフリカのサバンナに暮らすヒョウ。
現地で「ビッグママ」と呼ばれるこちらのメスヒョウは
これまでに10頭以上の子どもを育てた大ベテランのお母さんなんです。


ビッグママは2015年08月、第426回ダーウィンが来た!でも紹介された かなりのおばあちゃんヒョウですが、まだまだ現役ですよ!


ヒョウは木の上から獲物を見張り、襲いかかる動物ですが
近年は日照り続きでアカシアの木が次々と倒れ、平原だけになってしまいました。

それでも獲物を捕まえなければ子供たちが飢えてしまいます

そこでビッグママは、なんと立ち上がって背伸びをしながら
草に隠れた獲物を必死に探します。

この体勢は通常ヒョウがとらない体勢なので、何度も立ち上がるのは苦しいに違いありません。
思いつくのも実行するのも驚きの、立ち上がるヒョウの姿。

それでもなかなかうまくいかないビッグママの狩りを、見ていて真剣に応援してしまいました。
頑張れビッグママ!!


そして子供を守るためなら
天敵のライオンにも勇敢に立ち向かう素敵なお母さんでした。

ネコ科の動物はどれも母性が強くて、一方で甘えん坊でもあります。
ネコ科の母子は見ていて本当に癒されますね・・・

豹の親子

ゴマモンガラの凶暴性のワケは、、

屋久島周辺の海に住む カワハギの仲間、ゴマモンガラは非常に凶暴な魚としてダイバーから恐れられています。

70cmもの巨体での激しい体当たりに、鋭い歯での噛み付きはダイビングスーツ越しでも出血するほど。
一度目をつけられると逃げても逃げても追いかけてきます。

ゴマモンガラの攻撃!

この恐ろしいゴマモンガラにも、凶暴な時と 大人しい時の条件があることがわかりました。
水温が25℃以下だとおとなしく、28℃以上だと大変凶暴になってしまうのです。
この28℃というのは、ちょうどゴマモンガラが産卵するのに適した温度。
そう、ゴマモンガラがこんなに凶暴になるのは、すべて大事な卵を守るためだったんですね。
そう考えると、あまり責める気になれないかも。。


屋久島でダイビングをするときはインストラクターさんの指示に従って、ゴマモンガラの縄張りに近づかないように注意してくださいね。

アカハナグマの意外な天敵とは・・?

最後のお母さんは、ブラジルの熱帯雨林に暮らすアカハナグマのお母さん。


ハナグマはアライグマの仲間で、こんなに可愛らしい姿をしています。

アカハナグマの食事風景

アカハナグマのオスは単独で暮らしますが、か弱いメスは15~30ほどの群れをつくって協力し合いながら生きています。

ただしメスも群れを離れ一匹で暮らす時期があるんです。
それは、赤ちゃんを産んだ時
ひ弱な赤ちゃんを抱えたままでは足手まといになり、群れ全体を危機にさらすことになりかねません。
そこで子供を産んだばかりのメスは群れを離れ(追い出され?)赤ちゃんが大きくなるまでの1~2か月の間、たった一匹で赤ちゃんたちを守り抜かなければいけないのです。


そんな母子にとっての脅威のひとつは、なんと同種のオス
アカハナグマのオスが見知らぬ赤ちゃん見つけると、襲って食べてしまうんです!
そんなオスに敢然と立ち向かうメスの姿に、ハラハラしっぱなしですが、今回番組中ではなんとか撃退できたようですね。本当に良かった…
ですが、もちろんそのまま食べられてしまうこともあるんですよ。

偶然同じ境遇のメスと出会い、”ママ友”として協力し合い子供を育てることも。

二ヶ月の試練を経て、立派に赤ちゃんを育て上げた母ハナグマは、子供たちを連れて群れへ合流するのでした。

母親まとめ回

今回は、これまでに放送された中から
三匹の素敵な母親をまとめた「母の日特集」でした。

命がけで子供を守るお母さんの姿は、涙が出るほど美しいですね。

母性は全てを救う!

私も今日は久しぶりに母に電話して、それから少し遅れちゃいますが何か贈りたいと思います(`・ω・´)
それではまた来週!


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