今週のダーウィンが来た!は5
母性愛に弱い私としては、今までで一番楽しみな回です(*^_^*)
さらに白タキシードを着た俳優の町田啓太さんが全国のお母さんにメッセージ!
ご褒美ありがとうございます(T_T)
母性溢れる「ビッグママ」の奮闘!
まず一匹目のお母さんはアフリカのサバンナに暮らすヒョウ。
現地で「ビッグママ」と呼ばれるこちらのメスヒョウは
これまでに10頭以上の子どもを育てた大ベテランのお母さんなんです。
ビッグママは2015年08月、第426回ダーウィンが来た!でも紹介された かなりのおばあちゃんヒョウですが、まだまだ現役ですよ!
ヒョウは木の上から獲物を見張り、襲いかかる動物ですが
近年は日照り続きでアカシアの木が次々と倒れ、平原だけになってしまいました。
それでも獲物を捕まえなければ子供たちが飢えてしまいます
そこでビッグママは、なんと立ち上がって背伸びをしながら
草に隠れた獲物を必死に探します。
この体勢は通常ヒョウがとらない体勢なので、何度も立ち上がるのは苦しいに違いありません。
思いつくのも実行するのも驚きの、立ち上がるヒョウの姿。
それでもなかなかうまくいかないビッグママの狩りを、見ていて真剣に応援してしまいました。
頑張れビッグママ!!
そして子供を守るためなら
天敵のライオンにも勇敢に立ち向かう素敵なお母さんでした。
ネコ科の動物はどれも母性が強くて、一方で甘えん坊でもあります。
ネコ科の母子は見ていて本当に癒されますね・・・
豹の親子
ゴマモンガラの凶暴性のワケは、、
屋久島周辺の海に住む カワハギの仲間、ゴマモンガラは非常に凶暴な魚としてダイバーから恐れられています。
70cmもの巨体での激しい体当たりに、鋭い歯での噛み付きはダイビングスーツ越しでも出血するほど。
一度目をつけられると逃げても逃げても追いかけてきます。
ゴマモンガラの攻撃!
この恐ろしいゴマモンガラにも、凶暴な時と 大人しい時の条件があることがわかりました。
水温が25℃以下だとおとなしく、28℃以上だと大変凶暴になってしまうのです。
この28℃というのは、ちょうどゴマモンガラが産卵するのに適した温度。
そう、ゴマモンガラがこんなに凶暴になるのは、すべて大事な卵を守るためだったんですね。
そう考えると、あまり責める気になれないかも。。
屋久島でダイビングをするときはインストラクターさんの指示に従って、ゴマモンガラの縄張りに近づかないように注意してくださいね。
アカハナグマの意外な天敵とは・・?
最後のお母さんは、ブラジルの熱帯雨林に暮らすアカハナグマのお母さん。
ハナグマはアライグマの仲間で、こんなに可愛らしい姿をしています。
アカハナグマの食事風景
アカハナグマのオスは単独で暮らしますが、か弱いメスは15~30ほどの群れをつくって協力し合いながら生きています。
ただしメスも群れを離れ一匹で暮らす時期があるんです。
それは、赤ちゃんを産んだ時。
ひ弱な赤ちゃんを抱えたままでは足手まといになり、群れ全体を危機にさらすことになりかねません。
そこで子供を産んだばかりのメスは群れを離れ(追い出され?)赤ちゃんが大きくなるまでの1~2か月の間、たった一匹で赤ちゃんたちを守り抜かなければいけないのです。
そんな母子にとっての脅威のひとつは、なんと同種のオス。
アカハナグマのオスが見知らぬ赤ちゃん見つけると、襲って食べてしまうんです!
そんなオスに敢然と立ち向かうメスの姿に、ハラハラしっぱなしですが、今回番組中ではなんとか撃退できたようですね。本当に良かった…
ですが、もちろんそのまま食べられてしまうこともあるんですよ。
偶然同じ境遇のメスと出会い、”ママ友”として協力し合い子供を育てることも。
二ヶ月の試練を経て、立派に赤ちゃんを育て上げた母ハナグマは、子供たちを連れて群れへ合流するのでした。
母親まとめ回
今回は、これまでに放送された中から
三匹の素敵な母親をまとめた「母の日特集」でした。
命がけで子供を守るお母さんの姿は、涙が出るほど美しいですね。
母性は全てを救う!
私も今日は久しぶりに母に電話して、それから少し遅れちゃいますが何か贈りたいと思います(`・ω・´)
それではまた来週!