今週のダーウィンが来た!は、大きな口が特徴の魚、「エイリアンフィッシュ」の回でしたね!
こんなに大きい口は何のために使っているんでしょうか?
エイリアンフィッシュの知られざる生態を暴いていきます。
ユニーク過ぎる「エイリアンフィッシュ」の生態!
エイリアンフィッシュはアメリカ西海岸に生息する体長30cmくらいの魚で、
正式名称をサーカスティック・フリンジヘッド(Sarcastic Fringeheads)と言います。
深海魚みたいなグロテスクな見た目に、極めつけは自分の体ほども開く大きなお口。
この口が 映画「プレデター」の宇宙生命体にそっくりなので、エイリアンフィッシュなんてあだ名が付けられたんです。
このエイリアンフィッシュ、普段は岩の割れ目や貝殻の中に隠れていますが
実はとんでもなく凶暴な魚です。
スキューバダイビング中に出会うと、噛み付いてくることも。
エイリアンフィッシュは肉食性でエビやタコが大好物。
岩場の陰から飛び出すと、その大きな口で獲物に一気に噛み付いて、飲みこんでしまいます。
エイリアンフィッシュ、迫力の「口喧嘩」!
エイリアンフィッシュは縄張り意識が強く、他のオスと激しい縄張り争いを繰り広げます。
どうやって戦うかというと・・
エイリアンフィッシュの決闘
口を広げて激しく押し付け合っていますね。
なんでも、この口が大きいほうが勝ちとなるようです。謎基準…(^ω^;
この動きは、エイリアンフィッシュのオスがメスの前で激しく頭を振る 求愛ダンスにも似ています。
口を大きく広げることはエイリアンフィッシュにとっての威嚇行動で、他の生物に対してもすることがあります。
エイリアンフィッシュのくつろぐ姿
ここで改めて、エイリアンフィッシュの普段の様子をご覧ください。
岩陰に潜むエイリアンフィッシュ
貝殻に身を隠すエイリアンフィッシュ
ギョロッとした目が愛嬌があって、意外とかわいいですね(・∀・)
エイリアンフィッシュに会える場所は?
このエイリアンフィッシュ、なんだか見覚えがあると思ったら、
2012年に「世界の果てまでイッテQ!」の水族館プロジェクトで紹介され話題になった魚なんですね。
※「イッテQ!水族館プロジェクト」とは…
Wエンジンのチャンカワイさんが、珍しい海の生き物を集めて紹介していくコーナー。
番組で紹介された魚は、八景島シーパラダイスのイッテQ!水族館コーナーで順次、追加されていきました。
エイリアンフィッシュを生で見てみたくなったら
今でも、横浜の八景島シーパラダイスで会うことができますよ!
または、池袋 サンシャインシティのサンシャイン水族館でも ただ今展示中です!
以上、ユニークな魚 エイリアンフィッシュの生態でした。
個人的には、お味の方がとても気になるところです。
スズキ目ギンポ亜目コケギンポ科ということで、魚屋さんで売っているギンポの仲間だそう。
ということは、さっぱりした肉味で天ぷらなどが合うかもしれません(*^_^*)
だれか実際に食べた人はいないんでしょうか?
アメリカの漁師さん、食レポ期待してます!