ノーガンズライフの重要キャラ、ヴィクター・シュタインベルグ。
いろいろな姿を持っていて、どういった人物なのか分かりにくいですね。そこで今回はヴィクターについて詳しくまとめてみました!
ヴィクターの人生遍歴
幼少期
ヴィクターは孤児でしたが、ある時妹メアリーと共に整備士の男に引き取られました。
それ以前のことは作中で語られていないので、メアリーが実の妹なのか?それとも同じ孤児院の出身なだけなのか?そのあたりは不明です。ただ髪の色が違うので、血がつながってない可能性も十分ありますね。
整備士がヴィクターを引き取ったのは、自分の家業を継がせるためでした。
ヴィクターは期待に応えるため努力して優秀な整備士となり、店の仕事を任されるようになっていきます。しかし養父は自分より優秀なヴィクターを疎ましく思うようになり、またヴィクターが拡張技術に興味が移ったことで関係は悪化していきます…
養父は妹メアリーに対しても冷たく、特にメアリーが機械に興味を持つのが面白くないと言って手を挙げるようになり、その度にヴィクターは妹をかばいます。
家業の経営は思わしくなく、あるとき養父はヴィクターに「メアリーを売る」と言います。これは娼館かどこかへ売って金を得るということでしょうか。
もちろんヴィクターはそんなことを容認でるはずがありません。衝動的に養父を殺害してしまい、家を飛び出します。このときメアリーには理由を明かしておらず、半年後に「従軍技師として戦場にいる」という手紙を送ったきり連絡を断っています。
従軍時代
ヴィクターは当時戦場で試用されていた拡張技術に興味を持ち、拡張技師として従軍します。過剰拡張者である十三と出会ったのはこの頃であり、彼の専属技師として信頼されていました。
やがて専属技師を解任されるとき、十三に「妹のメアリーを守ってほしい」と依頼をして別れます
その後ヴィクターは、拡張技術でたくさんの人を救おうという高い志をもち、研究に邁進します。
当時、盛んに研究されていたのは拡張体を遠隔操作する技術。しかしこれには大きな課題がありました。拡張体を感覚をリンクしている時に攻撃を受けると、激しい痛みで平静を失います。かといってリンクを甘くすれば、繊細なコントロールができません。
ヴィクターはこれを解決するため、通常一人に一つ埋め込まれる補助脳を、右脳と左脳のように2つ並列に使用することによって拡張体のリンクを調整しようと考えました。雄志に燃えるヴィクターは自らの体を実験台にして、リンクした拡張体で戦場に降り立ちます。
遠隔操作はうまくいきました。しかしそこ彼が見たものは、自分の望んでいたような情けも、規律や正義の欠片も存在せず、死体が横たわる地獄の光景でした。
彼が受けた精神的ショックにより、体に埋め込まれていた並列補助脳から新たな人格が形成されて本体を乗っ取ってしまいます。
この事件の直後、彼は軍の研究所から姿を消しました
スピッツベルゲン所属時代
補助脳から生まれた人格は、戦争で人を殺すために作られた拡張技術を憎むようになり、拡張技術に異を唱えるテロ組織”スピッツベルゲン”に転がり込みます。かつての拡張技師としての知識を生かした技で多くの拡張者を殺害。
一方で本来のヴィクターの脳は、補助脳に自由を奪われながらも、右手一つ分というわずかな拡張体を操作して補助脳の暴走を止めようとしています。
ヴィクターの姿と人格
元の姿
メアリーの兄。優しくて正義感の強い人物だった
並列型補助脳が操るヴィクター
「並列補助脳が生み出した人格」が操る拡張体。
実は遠隔操作されていて、倒されてもサブの拡張体に移ることができる
拡張者と拡張技術を憎んでおり、スピッツベルゲンの実行部隊として拡張者を殺し続けている
元拡張技師としての知識を生かして拡張体を一瞬でバラす技を持ち「解体屋」と呼ばれ恐れられる
小さい触手を相手の体に潜らせて解体
レフティ
ヴィクター本人が操る左手だけの拡張体。
メアリーや他の人物を守り、補助脳の暴走を止めようとしている。
ヴィクター自身は、拡張技術は戦争に使われるが、人を救うこともあると前向きに考えている。
本体
ヴィクターの肉体と、体に埋め込まれた並列補助脳は現在、とある施設にかくまわれている。
ヴィクターは自分では身動きできないので、自分の本体を見つけ出し補助脳を破壊してくれる人を待ち望んでいる。
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