人見知りで頭の回転が遅いあなたへ…

人見知りで頭の回転が遅いあなたへ…


頭の回転が遅くて、上手く話すことができないと悩んでるあなた…
あなたはズバリ、とても内向的な人ですね?

内向的っていうのはつまり、刺激に超敏感な人のこと。
うるさい音楽や騒がしい場所が嫌いだし、人と会うたびに疲れて一人になりたくなる。

かくいう私も生まれつき内気で、学校や職場にもなかなか馴染めずに苦労してきました。
特に困ったのが、頭の回転が遅いということ。

人と話してても言いたい言葉がなかなか出てこないし、気の利いた受け答えができない。
一緒にいる人と何を話したらいいのか分からなくて気まずい。
機転がきかない。空気も読めない。

そんな風に悩んでいる人は私だけではないはずです。




まずは、受け入れよう。

私はこの頭の回転の悪さを何とかしようと思って、あらゆる努力をしてきました。
脳トレをやったり、運動したり、海外の怪しいサプリを飲んだり、居酒屋でバイトしてみたり…
そんなこんなで10年以上が経って、ある結論に至りました。

頭の回転の悪さは、治すことができない。

こういうのは、生まれつきの素質で決まっているんですね。
頭の回転が速くて、ポンポン面白いことが言えるような人は、皆決まって外向的な人です。
私たちみたいに内向的な人間とは、話すときの思考回路、使っている脳の領域がまったく違っています。

(参照⇒6つの図で学ぶ「内向的な人の頭の中ってどうなってるの?」
(参照⇒内向型×音読は最強!

内向的であるほど頭の回転は遅い

外向的な人は話しかけられると深く考えずに気分で即レスするのに対して、内向的な人は様々な記憶を頼りに考えながら受け答えをします。
なので外向的な人は頭の回転が速く、内向的な人はじっくり深い事を考えるのが得意なんですね。
この思考のクセは訓練して変えられるものではありません。酔っぱらってもない限り無理です。

ですから、残念ですが諦めましょう!
頭の回転が速い人に憧れるのは痛いほど分かりますが、、、私たちは自分の個性を受け入れて、それを活かしてやっていくしかないんです。

ここでは、私がこれまでに培ってきた「頭の回転が遅くても全く困らない生き方」をコミュニケーション、仕事、恋愛に分けてお伝えします!

内向的な人のコミュニケーションのしかた

深くつながる

私たち内向的な人は、たくさんの人と話すのが苦手です。
大勢といるより、二人っきりで深い話をするのが好きですよね?

私たちは、軽口や冗談を言い合って場を盛り上げることが苦手です。普段はおとなしくて、存在感がなくて、陰キャ(陰気なキャラ)と馬鹿にされることもあるかもしれません。

でも、深い話をするのは得意です。

内向的な人間の得意分野は、何か悩みやコンプレックスをもっている人の話を、真面目に真剣に聞いて共感してあげることです。そうすると、浅くて軽い話しかできない人よりも、あなたの方がずっと好かれて信頼されるんです。

ですから、仲良くなりたい人とはできるだけ二人っきりでじっくり話す機会を作りましょう。

まずは軽く自分の情けないエピソードや普段思ってることをさらけ出しておいてから、今度は相手のことを聞き出していきます。相手が一番話したいことを気持ちよく話させてあげられる聞き上手になるのです。

(参考記事⇒内気で人見知りだった僕がコミュ力を劇的に改善させたコツ

何を話していいか分からない時は

とりあえず、その場で相手のわかる話をしましょう。
いきなり相手のことを聞きだしたり、自分の話したいネタを言うのではなくて「天気悪いね」「暑くない?」「ここ音楽うるさくない?」「残業だるいね」「あっスズメがめっちゃ飛んでるカワイイ」みたいな、絶対相手にも伝わる、その場で見える・わかるものを話題にして、徐々に相手の話に繋げていきましょう。

内向的な人の仕事のしかた

とにかく仕事選びが重要!

人と会うたびに元気になる外向型とは反対に、内向型の人は誰かに会うたびにエネルギーを消費して疲れてしまいます。
なので、初めての人やたくさんの人と会う営業や接客業なんかは最悪です。
毎日ヘロヘロに疲れるしストレスが貯まってしまうでしょう。

向いているのは
人ではなくモノに接する職業(職人、研究者、司書、イラストレーター、料理人、清掃業など)
狭いコミュニティーの知り合いにしか会わない職業(事務など)
相手の内面をじっくり見る職業(心療内科医、教師など)
です。

アルバイトなら

アルバイトをするなら、コンビニや飲食店のホール・レジなど忙しい接客は絶対に避けて、落ち着いた環境でできるバイトを探してみてください。
タウンワークなどのネット求人サイトで「モクモク」「コツコツ」「黙々」などでフリーワード検索するのがオススメですよ。

内向的な人の恋愛のしかた

仲良くなる・好きにさせる方法

社交的で出会いが多く、知らない人にもグイグイいける外向的な人たちに較べて、私たちは不利に思えるかもしれません…
でも本当は、決してそんなことはありません。
内向的な人は内向的な人の強みを生かしてモテればいいんです。

頭の回転が速くて面白い返しがポンポン出たり、マシンガントークで笑わせることは、異性と仲良くなるのを早めてはくれますが、恋愛に必須というわけではありません。
ですから無理に、ウケるトークの練習なんてしなくてもいいんですよ。

私たちの強みはやっぱり相手の内面をよく観察して、深く知ることができる点です。
あせらなくても、じっくり話して、知っていきましょう。

“気になる相手の気持ち価値観をなるべく理解して、共感して、肯定すること”が大事です。そうすれば相手も安心してこちらの事を受け入れてくれて、自然と仲良くなっていきます。

※価値観というのは、例えば「アニメが好き」「早起きが苦手」「ギャンブルをやる人は信用できない」「つぶあんよりこしあん派」といった考え方や好みのことです。こういった小さなことでも共感が積み重なっていけば親密さがどんどん上がっていきます。
もし自分の考えとは違っていても、けして否定はせずに理解しようとしてみることが大事です。

出会い方

内向的な人には、合コン・街コン・ナンパといった瞬発力が試される出会いは向いていません。

それよりも、メールでゆっくりやり取りできる出会いアプリや、会える機会が何度もあってゆっくり仲良くなっていける習い事趣味のサークルがおすすめです。
知り合いに紹介を頼むのもいいですね。
女性なら、バーに通って話しかけられるのを待ってみるもいいかもしれません。
(私の場合は、スキューバダイビングサークルの忘年会、友達の彼女からの紹介、ラブサーチなどで素敵な出会いがありました。)

いずれにせよ、なにか行動を起こさないと変わらないので、思い切って何かはじめてみましょう!

※出会いアプリの場合、暇つぶしにチャットするような軽いノリのアプリは、じっくりやり取りしにくいのでお勧めできません。ヤフーパートナーのような真面目な雰囲気のところや、婚活、お見合い系みたいな名前がついているところがある程度長文でしっかりやりとりできるのでおすすめです。


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