明治R-1のCMに出てくるアイスマンの正体とは・・
世界一寒さに強い男 ヴィム・ホフさん
雪の舞うスロバキア・タトラ山脈の中腹
加瀬亮さんに唖然と見つめられながら、パンツ一丁で元気に崖を登る外人のおっさん。
彼の正体は、「アイスマン」の異名で知られる
スタント・パフォーマーのヴィム・ホフさん(57)です。
彼は現在”世界一寒さに強い男”と目されていて
北極の厚い氷の下で、水着だけでの寒中水泳をしたり
パンツ1枚で吹雪のエベレストに登頂したりといった挑戦を続け
現在26個ものギネス記録を持っているそうです。
加瀬亮さんも最初あった時、ヴィム・ホフさんの思ったより大柄で鍛えた体を見て驚いたそうです。
CMのメイキングでは
シベリア編CMの撮影で寒さに慣れたはずの加瀬さんでさえ「ロケ地の寒さをなめてた」とこぼすスロバキアの山を、ヴィム・ホフさんはとても元気そうに登ってました。
一方でヴィム・ホフさんは加瀬さんのことを「素直で暖かい青年」を評し、気に入っていたもよう。
インタビューでは今までの過酷な人生や死の恐怖を克服した体験などを語り、精神を鍛える事で、苦しんでいる人を救っていきたいと熱く語っています。
喋っている様子を見るだけで、人生経験の深さとみなぎるエネルギーを感じる人物ですね。
いつかはこんなおじさんになりたいと憧れてしまいます。
ヴィム・ホフさんのインタビューの様子はこちらから観れます
→ 明治CM 世界の体調管理法「ヴィム・ホフ」篇
ヴィム・ホフさんの生い立ち
オランダでカトリック教徒の家庭で生まれた彼は、幼いころから自然宗教など、世界の秘伝的な思想に惹かれ
冷たい水に浸かって心身を鍛える挑戦を始めました。
17歳から始めたこの修練は、どんどんエスカレートしていき
雪山に素足で登ったり
-20度~-30度の北極で素足でハーフマラソンを完走したり
フィンランドでは分厚い氷の下の海に潜って息継ぎなしで泳いだり・・・
などなど超人的な記録を打ち立て、メディアからも大いに注目を集めました。
現在では、見世物になる事を嫌い、こういったパフォーマンスはあまりやっていませんが
その代り今までに培ってきた鍛練法を広め、人々に健康と精神の強さをもたらすための活動を行っています。
ヴィム・ホフさんが寒さに強い秘密は?
ヴィム・ホフさんがこんなにも寒さに強いのは、
アジアの瞑想の技法や呼吸法を習得し
体温を調整することができるからだそうです。
彼は精神的な鍛錬によって人間は自分の神経系に影響を与えることができると主張して
「ヴィム・ホフ・メソッド」という健康法を生み出しました。
彼の超人的な体質の秘密を探ろうと多くの科学者が研究を行ってきましたが、
彼の能力が 先天的な体質に依るものなのか、訓練の果てに適応したものなのか、彼の言う鍛練法によって獲得できるものなのか、はっきりとした結論を出せていません。
ですが、2015年1月、彼の弟子たち18人は、実際に裸でキリマンジャロの頂上に登るという記録を打ち立て、その効果を証明してみせました。
精神集中と瞑想によって免疫力を高め、
病気はおろか 心の病にも良い作用をもたらすとされる「ヴィム・ホフ・メソッド」。
いつか私も習ってみたいです。
日本でもコーチが現れてくれればいいのにな。
実際にヴィム・ホフ・メソッドの修業をしている恐るべき動画もあがっています。
アイスマンになりたい方はぜひチャレンジ!
↓