Vtuberの配信・界隈でよく使われる言葉を解説します。
目次:
演者(えんじゃ)
VTuberの中身の人間。魂(たましい)と同じ。
OBS(おーびーえす)
Open Broadcaster Softwareという生配信を行うためのソフト。無料なうえに使い勝手が良く、配信用ソフトのなかで最も人気が高い。
企業勢(きぎょうぜい)
企業がプロデュースしているVTuberの総称。⇔個人勢
逆凸(ぎゃくとつ)
視聴者や他ライバーからの通話を待つ”凸待ち”の逆で、配信者が自分から他ライバーに電話をかけていく企画を”逆凸”という。
兄弟・姉妹
VTuberのヴィジュアルをデザインしたイラストレーター(ママ)が同じである場合、そのVTuber同士は所属企業などに関わらず兄弟、姉妹と表現される。
個人勢(こじんぜい)
企業に所属せず個人で活動しているVTuber。企業勢と比べて自由な配信ができる。
収益化(しゅうえきか)
YouTubeで収益化の申請が通ると、動画広告やスーパーチャットなどでお金を稼ぐことができるようになる。ただし許可が降りるにはチャンネル登録者数や再生時間などの条件があり、それまでは無収入のまま辛抱強く活動する必要がある。
スパチャ
スパチャ(スーパーチャット)はYouTubeのチャット機能の1つ。ライブ配信中に投げ銭をすることで自分のコメントを目立たせることができる。とくに一万円以上支払った場合はコメントが真っ赤な背景で表示され、「赤スパ」とよばれている。
ライバーの貴重な収入源の1つでもある。
前世(ぜんせ)
VTuberの中の人(魂)が過去に別のVTuber、配信者、芸能活動などをやっていた場合、そのVTuberの”前世”と表現される。
対あり(たいあり)
「対戦ありがとうございました」の略。対戦ゲームだけでなくコラボ配信や対談で「対よろ」「対あり」など挨拶に使われたりもする。
畳(たたみ)
ゲーム実況配信でよくあるミスで、肝心のゲーム画面を映さないまま音声だけで実況をしてしまう事。
元ネタは、畳の背景画像のままで配信を続けてしまった天開司のProject Winter配信より
魂(たましい)
VTuberに声を当てている人間のこと。「演者(えんじゃ)」「中の人」なども呼ばれる。
バーチャル上のビジュアルアバターを「ガワ」、それに対して中身の人間を「魂」と呼んで区別する。
Discord(でぃすこーど)
音声通話ができるPC・スマホ用のソフト。タイムラグが少なく生配信に向いているため、ほとんどのライバーがこのDiscordを使って会話している。またチャットや掲示板機能もあるので、ライバー同士の連絡にも使われている。
てぇてぇ(てえてえ・てーてー)
「尊い」がなまったもの。男女あるいは同性間でのカップリングが仲睦まじく美しいさまを表す。
凸待ち(とつまち)
生配信中のVTuberに通話をかけることを「凸」または「凸る」といい、「凸待ち」は配信者が視聴者や他ライバーからの凸を募集して対話する企画である。
箱
箱とはVTuberの所属する企業やグループを指す。「にじさんじ」「ホロライブ」などが有名である。個別のVTuberではなくグループ全体を推すことは”箱推し”と呼ばれる。
鳩(はと)
ライバーが配信している時に、視聴者がコメントで他ライバーの配信で起こっていることを伝えてくる行為。伝書バトのような行為なのでこう呼ばれる。マナー違反とされる場合も多い。
パパ
VTuberをデザインしたイラストレーターをママと呼ぶのに対し、そのキャラクターの3Dモデルを作ったモデラーはパパと呼ばれる
バ美肉(ばびにく)
「バーチャル美少女受肉」の略。男性がネット上で美少女のアバターを使って活動すること
BAN(ばん)
規約違反によってYouTubeチャンネルを凍結されたり、ライブ配信を強制終了されることをBANされるという。
VRChat(ぶいあーるちゃっと)
バーチャル空間で好きなアバターを纏って世界中の人と交流できるアプリ。VR機器対応で自作アバターも使用可能。
プレミ
プレイングミスの略。ゲームのミスだけでなく失言などにも用いられる
ママ
VTuberのヴィジュアルをデザインしたイラストレーターは、そのVTuberの産みの親として”ママ”と呼ばれる。なお絵師さんの性別が男性でも関係なくママである。
モデレーター
Youtubeのライブ配信のときに、荒らしコメントを削除するなどの権限を与えられている人のこと。配信主が指定すれば誰でもなることができ、配信者の知人や運営スタッフがモデレータであることが多い。
配信中にモデレーターがコメントした場合、名前が青くなりスパナのマークがつく。
ライバー
VTuberとほぼ同じ意味。
とくにYouTube以外の配信サイトで活動している人はVTuberではなくVLiver、ライバーと呼ぶのが正しい。
またライブ配信をせずに動画投稿だけのVTuberはライバーとは言えないかもしれない
Live2D(らいぶつーでぃー)
平面のイラストを、まるで3Dモデルのような立体感で動かすことのできる技術・ソフト。描いたキャラクターを簡単に動かせるのでVTuberを始めるには欠かせないソフトである。