歯磨きはしっかりしたのに、どうも口から腐った臭いを感じる…というときは大体臭い玉が隠れています。
臭い玉は別名膿栓(のうせん)といって、菌の死骸の塊なので臭くて当然ですね。でも取ろうと思っても口の奥にあってなかなか見えづらい…
そんなわけで今回は臭い玉の見つけ方と、臭い玉を確実に取る方法を紹介します!
喉の横にある臭い玉の見つけ方
[用意するもの:手鏡、耳かき]
口の奥には、扁桃腺の穴がいくつか空いています。臭い玉はここに溜まります。
臭い玉を見つけるには、手鏡を持って真下を覗き込み、太陽の光や照明を鏡で反射させて喉の奥を照らしながら白い玉がないか確認します。
臭い玉は見えるところだけでなく、喉のヒダの後ろがわにも潜んでいます!耳かきなどでヒダをかき分けて探してみましょう
ダイソーの光る耳かきが便利です!
臭い玉はスポイトで吸い取ろう!
臭い玉を自分でとる方法は調べるといくつか出てきますが、どれもあまりおすすめできません。
①耳かきや綿棒、つまようじなどを使う →×
…これは一見よさそうですが、こういった細い棒でつつくと臭い玉が穴の奥に入っていったり、2つに千切れて取り残されたりするのでいけません。
②イソジンやリステリンでうがいする →×
…これは臭い玉をとる方法ではなく、臭い玉ができるのを予防する方法です。うがいで取れたりはしません。
では一体どうやって取るのがいいかというと、スポイトを使うのが一番おすすめです。
↓サイズはこのくらいがちょうど良いです
手鏡で臭い玉の場所をよく見ながら、スポイトで吸い取ってしまうのです。
これなら臭い玉がちぎれたり、奥に押し込んでしまったりする心配はありません。簡単確実にとることができます!
鼻の奥にある臭い玉をとるには
臭い玉は基本的には喉の横の穴にできますが、たまに喉の奥の上部(上咽頭)にできることもあります。
喉の横に臭い玉が無いのに匂いがするときは、上咽頭に隠れているかもしれません。
残念ながらここにできた玉を、あるかないか目で確認することはできませんが、ちゃんと自分で取る方法はあります。
喉に真空を作って、鼻水やタンを吸い出すようにして臭い玉を取ってみましょう。
舌を口の上につけるのがポイントです。
一度で取れるとは限らないので、鼻の奥を吸ってみたり、喉の後ろ奥を吸ってみたりと場所を変えながら何度か試してみてください。
臭い玉ができやすいのはどんな時?
臭い玉の正体は細菌やウイルスの死骸。つまり臭い玉ができるのは、喉が風邪の菌と戦った証なんです。
とくに風邪のひき始めの、喉がちょっと痛いかな?という時や、朝起きたら黄色いタンが出てきた時には臭い玉ができている可能性が高いので、喉の奥やヒダの裏側などよくチェックしてみてください。