ダーウィンが来た!地味すぎる動物「トピ」の自由さがスゴいww


今週のダーウィンが来た!は、サバンナで暮らす「トピ」の特集でしたね!

 

 

この地味で、どこにでもいそうな姿を活かした、トピの奔放な暮らしぶりをご覧ください。

 

サバンナ1地味な動物、トピ

 

今回の主役はアフリカのサバンナで暮らす草食動物、トピ(Topi)です。

 

トピはウシ科の動物で、体高は約1.2m、体重100~150kgくらい。
仲間と群れを成して暮らしています。

 

あまり特徴のない地味な動物。

なんか、名前は分からないけどアフリカにいったらその辺を走ってて、ライオンとかに襲われてそうな・・そんなありふれた感じの見た目をしてますね。
モブキャラ感ていうんでしょうか。

しいて特徴をあげるとすれば、足の付け根や肩に黒いあざのようなものがあることでしょうか。。

 

また特技としては、水の少ないサバンナで生き抜くために、主食の草から水を補給するだけで、何週間も水を飲まずに生きることができるんですよ。

 

シカやヤギみたいだけど、そこまで可愛さもなく、かといってバッファローのようにゴツくもない…

どこにでもいそうで何とも特徴のない姿。

 

そんな彼らですが・・実はこの地味さを最大限に利用して、自由奔放に生きているんです!
詳しくは後ほどに。

 

牛なのに馬っぽい。

トピは一応、ウシの仲間なんですが・・
ほっそりした体型で、しかも馬面。

牛よりも、どちらかというと馬っぽく見えてしまいますね。

 

トピは呼び名がいっぱい。

トピにはいくつも別名があり、学名ではダマリスクスと呼ばれています
そして現地では、スワヒリ語でニャメラと呼ばれています。おもしろい名前ですね(・∀・)

またササビーというガ●ダムに出てきそうな名前で呼ばれることもあったのですが、

最近の研究ではトピとサザビーは別種に分類されているようです。

 


これがサザビー。ツノの曲がり方で見分けてください。

 

 

トピの自由な暮らしぶり

 

トピは東アフリカのサバンナに広く生息していますが、特にソマリアや、ケニアのマサイマラ国立保護区ではよく見かけます。

 

しかもアリ塚や小高い丘の上でたたずんでいることが多いんですが、これは群れの見張り役なんでしょうか?
それとも他のオスへの威嚇や、異性にアピール(いわゆるディスプレイ行為)しているのか?
単に高い所が好きなだけか?


はっきりした理由は未だ謎です。。

 

群れでも自由。

トピは普段、20頭から30頭くらいの群れで生活しています。
といっても他の動物のように統制された動きではなく、まとまりのないバラバラな距離で気ままに草を食べたりしています。

そして、その中からフラっと数匹が抜け出して、なんと他の動物の群れの中にまぎれ込んでしまうのです…!

 

トピの「居候作戦」

シマウマ 、トムソンガゼル 、ハーテビーストなどの群れの中にしれっとまぎれ込むトピ。

群れの真ん中にいると、周りが敵を警戒してくれるので
自分はのんきに草を食べてゆっくりとくつろいでいます。

 

なんで誰もつっこまないんでしょう(^ω^; 周りは疑問に思わないんでしょうか・・?

 

でもそれは、トピが何となく仲間に似てるから分からないのかもしれませんね。
トピはサバンナにいる いろんな動物に似ていますから。

 

ヌー

ウォーターバック

トムソンガゼル

 

 

トピの仲間たち、レイヨウ類とは?

 

トピがサバンナで目立たないのも無理はありません。
なぜならサバンナには、トピの仲間であるレイヨウ類がとてもたくさんいるんです。

 

レイヨウ類とは

レイヨウ類は、角を持ったウシ科の草食動物。漢字では羚羊類と書きます。

 

広い草原で速く走るために、脚が長く、引き締まった細い体をしています。

そして天敵から身を守るため、常に群れで行動しています

 

レイヨウ類はアフリカ大陸に72種類も生息していて、サバンナで最も繁栄した種と言われているんですよ。

 

インパラ

ウォーターバック

トムソンガゼル

シロオリックス

ハーテビースト

こんなにたくさん仲間がいたら、トピが目立たないのも仕方ないかもしれませんね。

 

 

トピの婚活パーティー!

 

サバンナでは4月~6月にかけて雨期に入り、数週間ものあいだ雨が降り続くこともあります。
これを合図にトピたちの群れは一斉にサバンナの中央を目指して大移動を始めます。


川を渡るトピの群れ。

 


サバンナ中から数百頭ものトピが集まってきました。皆、発情期に入り大興奮状態。
さあ、お見合いパーティーの始まりです!

 

 

オス同士の過激な争い

普段は地味でつつましく暮らしているトピですが、この時期だけは荒ぶり放題。
オス同士は出会うや否や、角をぶつけ合って激しい戦いを繰り広げます

相手がこれ以上のケガを嫌がり、勝負を降りれば自分の勝ち。
決着がつくまでは休憩を挿みながらいつまでも戦い続けます

そう、これはオス同士のランキング争いなのです!
勝ったオスはランクが上がり、負けたオスはランクが下がります。

勝ち続けたランクの高いオスには、たくさんのメスが群がりハーレム状態です

 

ずるがしこいトピ

そんななか、とても狡猾な手段でメスをゲットするオスたちも。

あるオスは、メスの前で「天敵が迫ってきてるぞ!」という警告音を発します。
そうして騙したメスをまんまと自分の縄張りに引き込んで、強引に交尾に持ち込むのです。

なんというずるがしこさ・・・

 

こうして仲間を騙したり、他の動物にまぎれ込んだりと
自由気ままに、したたかに生き抜くトピたち。

サバンナの一番の勝ち組は、案外、この地味なトピなのかもしれませんね。

 

 

おまけ:トピの赤ちゃん(*´∀`*)